どうもエコライフです今回はステファニア・エレクタについて詳しく書きたいと思います。
太らせ方・発根管理・蔦の間延び、伸びすぎ対策を記事にします。
特徴
科名 ツヅラフジ科
学名 Stephania erecta
属名属 ステファニア属
原産地 タイ・マレーシア
開花時期 大きく育てば成長期に黄色い花を開花 4月~6月頃
育てやすさ
★★★☆☆
結構難しい部類の植物です。
芋系は触り過ぎる(構いすぎ)ると、スグに腐りが入ってダメになるのであまり動かさない方がよいでしょう。
日当たり・置場所
ステファニア・エレクタは日光を好む植物です。一年を通して日当たりの良い場所で管理することが理想的です。
室内管理がオススメです!
置き場所のまとめ
季節 | 置き場所 | 注意点 |
---|---|---|
春~秋 | 日当たりの良い場所 | 直射日光が当たる場所でもOK |
冬 | 日当たりの良い場所 | 寒すぎる場所は避け、10℃以上を保つ |
ステファニア・エレクタ
2022年9月時点 私の育てているエレクタ
実発根の株の場合
塊根部分(芋)の実を少し削ります。
その部分にルートンを塗って発根管理で土の上に置きます。
すぐに水をあげてしまうと腐る確率があるので土の上に置いて1週間は放置します。
発根していたら水を少量ずつ与えます。
この方法が一番発根しています。
生息場所
タイ
国土の大部分が熱帯モンスーン気候に属し、年間を通じて気温は高いものの、南部のマレー半島、北部の山岳地帯、東北部の高原地帯では気候が多少異なります。バンコクでは暑季(3月~5月)、雨季(6月~10月)、乾季(11月から2月)に分けられます。暑季は最高気温が38度から40度にまで達します。雨季は、暑季に比べ気温は下がりますが、湿度が高く、食中毒などを起こしやすい季節です。
厚生省 検疫所
マレーシア
熱帯雨林気候に属し1年中高温で、最も暑い時期は4月から7月頃までで、11月から1月までは季節風の関係で比較的過ごしやすくなります。気温は31~34℃、夜間の最低気温は23~26℃程度です。湿度は年間を通じて高く、しばしば100%に達します。雨はスコールで、短時間に降り、激しい雷を伴うことが多いです。
マレーシアの年間平均気温は26~27℃で、マレー半島のほぼ中央に位置する高原地帯は一年を通じて常春の気候です。マレー半島東部やボルネオ島では、11月~3月が雨季で、西部では3月~4月初旬、10月~11月が雨季ですが、東部ほど雨は多くないようです。雨の後は気温が下がり、過ごしやすくなります。
厚生省 検疫所
気候的には雨が多いみたいですね、しかし温度は年間を通しても比較的過ごし易そうですね
過去にクロトンの記事を書いた時ももマレーシア半島だったのでよく覚えてます一度行ってみたい国です
育て方
大好きなコーデックス塊根植物!!
塊根もマルマルしてジャガイモのようで可愛らしいですよね。
更に緑のツルを伸ばしながら緑鮮やかで可愛らしく丸い葉が印象的な塊根植物です。
日々の成長がわかり易く、育てるのが楽しいステファニアで、「ペットプランツ」とも呼ばれています。
また、エレクタとは「直立」の意味で、開花時期には小さな花を咲かせます。される可愛らしい丸い葉をを次々と付けてくれます。
基本ですがサーキュレーターなどで風が当ててあげると二酸化炭素の吸収が良くなり効率良く水を吸い上げて光合成して成長します
土も表面が湿ったままだと苔やキノコ、カビの発生の原因にもなるので風の当たる場所や環境を整えてあげましょう
2023年9月時点のエレクタさん…ツルと葉を展開させるだけ水が多すぎるのでしょうか?
塊根部分が大きくなってない…
ちょっと掘ってみました、あれなんか下に伸びてる
塊根部を大きくしたいならやっぱり埋めないとダメですね。
しばらく芋部分は地中に居てもらいます。
なんとエレクタさん毒もちなので小さいお子様やペットが食べないように注意しましょう
水やり・肥料タイミング
季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。
【成長期】
春~秋の成長期では土の表面が乾燥していたらタップリあげましょう
高温多湿の気候で水分が好きな植物になります
肥料
成長期に固形・液肥を与えた方が成長がグンっと早くなり大きく成長してくれます。
固形肥料を与える場合は土の中に混ぜ込んであげましょう理想は植替え時期です
固形肥料が塊根部分に接触し続けると腐る枯れるリスクがあります気を付けてください!
【越冬】
屋外で越冬する場合は気温が20℃を切ってくると成長が緩慢になって落葉します。
そのため、水をあまり必要としなくなるので、成長が止まったら冬場は断水気味で良いです。
※基本私は外で越冬させる事はありません。
鑑賞できない上に雪や寒さで植物が枯れます。
枯れるまで行かなくても落葉してしまい、その後の処置が悪くて根腐れなんかも起こりますので外での越冬は辞めましょう
冬場のは肥料は不要です。
活力剤
観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
(BLACKWATER® ブラックウォーター 50ml【THE COMPOSTとの同時購入はコンボセットがお得です。】 植物 活力剤)がオススメです。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
土づくり
水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。
多肉用サボテン用がオススメです。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
病害虫
エレクタはハダニや糸虫が脇芽や新芽に良く付きます葉っぱの状態は良く観察しましょう
見た目最悪ですよね、葉ごと取りました。
近くの植物にも移動するので気をつけて下さい。
必ず手袋をして殺虫剤を使用しましょう周りの植物にも飛火していないかも必ず確認しましょう
養分が吸われて生育が鈍化してしまいます
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
増やし方
種から増やせます
しかし雄雌異株の為2つエレクタを揃えてやる必要があります
日当たり・置場所
ステファニア・エレクタは日光を好む植物です。一年を通して日当たりの良い場所で管理することが理想的です。
室内管理もお勧め
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置き場所のポイント
- 日光: 直射日光が当たるような、明るく暖かい場所を選びましょう。日光不足になると徒長しやすくなります。
- 風通し: 風通しの良い場所を選びましょう。特に夏場は蒸れやすいので、風通しを良くすることが大切です。
- 室内管理であればサーキュレーターがお勧めです。天井から風を送れるエクメアがあります。
- 温度: 寒さには比較的強いですが、10℃以下にならないように注意しましょう。夏の高温多湿は苦手なので、風通しの良い涼しい場所で管理しましょう。
エクメア使用 メリット
- 空気の循環促進による蒸散の促進: エクメアは葉から水分を蒸散させることで、葉温を下げたり、根への水分供給を調整したりしています。サーキュレーターで空気を動かすことで、葉の周囲の湿度を下げ、蒸散を促進します。これにより、根腐りのリスクを減らし、植物全体の健康状態を向上させることができます。
- 葉の清潔維持: 空気を動かすことで、葉に付着したホコリや汚れを落としやすくします。葉が清潔な状態を保つことで、光合成効率が上がり、より美しい株に育てることができます。
- 温度・湿度の均一化: 部屋全体で温度や湿度が均一になるため、エクメアが快適に生育できる環境を作ることができます。特に、夏場の高温多湿な時期や、冬場の乾燥した時期に効果を発揮します。
- ダクトレール&エクメアを使う事で床面のスペースを確保できます。
サーキュレーターにとってのメリット
- 室内環境の改善: 植物の蒸散作用によって、室内の湿度が上がり、空気が乾燥しすぎることがなくなります。また、空気中の有害物質を吸収してくれるので、より快適な空間を作ることができます。
組み合わせる際の注意点
- 風向き: 直接葉に風が当たると、葉が傷んでしまうことがあります。風向きは、葉に当たらないように調整しましょう。
- 風速: 風速が強すぎると、葉が乾燥しすぎてしまうことがあります。弱めの風速から始め、様子を見ながら調整しましょう。
- タイマー設定: 長時間同じ方向に風を当て続けると、植物が偏って成長してしまう可能性があります。定期的に風向きを変えたり、タイマーを使って間欠運転にしたりすると良いでしょう。
置き場所の注意点
- 真夏の直射日光: 真夏は特に日差しが強いため、葉焼けを起こす可能性があります。レースのカーテン越しなど、少し遮光した方が良い場合もあります。
- 冬場の寒さ: 寒すぎる場所では、休眠が浅くなり、根腐れの原因になることがあります。暖房の当たる暖かい場所に置くなど、温度管理に注意しましょう。
置き場所のまとめ
季節 | 置き場所 | 注意点 |
---|---|---|
春~秋 | 日当たりの良い場所 | 直射日光が当たる場所でもOK |
冬 | 日当たりの良い場所 | 寒すぎる場所は避け、10℃以上を保つ |
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