フィランサス・ミラビリスを育成記録と増やし方     

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どうもエコライフです今回はフィランサス・ミラビリスについて詳しく書きたいと思います

フィランサス・ミラビリス全体を大きくするのは可能です  

2022年3月時点

まず初めに、塊根部分の急な肥大はやはり難しいです。

光と風を沢山当てて2ヶ月に一度希釈した液肥を与えいても1年を通して少しずつ大きくなっていきます。

後述しますが塊根部分は土部分より露出している場合成長しないです

しかし上の写真のように枝の根元付近の木質化した部分は枝の展開に従って大きく伸びていきます

赤い部分の枝は成長している部分なので柔らかく次第に木質化していきます

開墾部分を大きくするなら埋める

観賞用としては見栄えが悪いですが、塊根を大きくしたい場合以下の記事を参考にしてください。

置き場所のまとめ

季節置き場所注意点
春~秋日当たりの良い場所直射日光が当たる場所でもOK
日当たりの良い場所寒すぎる場所は避け、10℃以上を保つ

特徴・育て方

まずは育てるにあたり結論からフィランサス・ミラビリスは育てやすく丈夫種になります。

植物初心者さんでも枯らす事なく上手に育てれると思います。

赤っぽい茎を塊根部より伸ばし薄い赤緑の葉を展開します

塊根部はサツマ芋のように縦長の個体をよく見かけます、うちのフィランサスもこの形状です。

独断と偏見で書いた記事になりますので悪しからず。

マメ科の植物のように朝方に葉を開き夜に葉を閉じます

日照不足の場合、茎まで動かして日光を探しています

よく動くので見ていて飽きないですね

増やし方

挿木に挑戦したいので記事に残します

赤くなっている部分と茶色の境目から手で千切れます。

乾燥させてからダコニール殺菌剤を塗布。

メネデール希釈水に漬ける。(3日に1回水換装実施、苔が生えます)

この時点で葉が何枚かポロポロ落ちました、植物が自分で葉の量を調整してくれています。

塊根?いや根が出そう。

拡大写真メネデール凄いぞ!!

見事に増やせたのですが、ココから大きくするとなると時間が掛かるため、フリマで売りました。

置き場所・日当たり・風あたり

屋外なら春・夏・秋フィランサス・ミラビリスの葉は直射日光下でもスクスクと葉を展開させてくれます。

遮光はなくても大丈夫でしょう。

室内管理ならLEDやファンを使い管理しましょう。

「コスパよし低予算で室内管理環境を整える」の記事はコチラ

実際僕が使っている園芸用品お勧め10選の記事はコチラ

室内管理がオススメ
  • 「植物を枯らしてしまう…」そんな悩みはもう終わり! 初心者さんでも簡単に育てられる、植物育成LED照明。 お部屋に緑を取り入れて、癒やしの空間を。 特別な知識や手間は一切不要です。
  • 一年中、いつでも美しい緑を、実生株をトライされている方、花付きや播種後の発芽率も全く違います。
  • 季節を問わず、いつでも新鮮な緑を! 室内で、太陽の光を浴びたような環境を再現。 冬でも、お部屋で花を咲かせたり、ハーブを育てたり。
  • 健康や美容にも良い影響
  • お部屋の空気を浄化して、心も体もリフレッシュ! 植物は、空気中の有害物質を吸収し、酸素を放出します。 リラックス効果も期待でき、ストレス軽減にもつながります。
  • インテリアとしてもおしゃれ 何気に明るいので植物灯だけでも生活できちゃいます。
  • お部屋の雰囲気をガラリと変える、おしゃれなデザイン シンプルなデザインから、個性的なデザインまで、様々なタイプをご用意。 お部屋のインテリアに合わせて、お選びいただけます。

置き場所のポイント

  • 日光: 直射日光が当たるような、明るく暖かい場所を選びましょう。日光不足になると徒長しやすくなります。
  • 風通し: 風通しの良い場所を選びましょう。特に夏場は蒸れやすいので、風通しを良くすることが大切です。
  • 室内管理であればサーキュレーターがお勧めです。天井から風を送れるエクメアがあります。
  • 温度: 寒さには比較的強いですが、10℃以下にならないように注意しましょう。夏の高温多湿は苦手なので、風通しの良い涼しい場所で管理しましょう。

エクメア使用 メリット

  • 空気の循環促進による蒸散の促進: エクメアは葉から水分を蒸散させることで、葉温を下げたり、根への水分供給を調整したりしています。サーキュレーターで空気を動かすことで、葉の周囲の湿度を下げ、蒸散を促進します。これにより、根腐りのリスクを減らし、植物全体の健康状態を向上させることができます。
  • 葉の清潔維持: 空気を動かすことで、葉に付着したホコリや汚れを落としやすくします。葉が清潔な状態を保つことで、光合成効率が上がり、より美しい株に育てることができます。
  • 温度・湿度の均一化: 部屋全体で温度や湿度が均一になるため、エクメアが快適に生育できる環境を作ることができます。特に、夏場の高温多湿な時期や、冬場の乾燥した時期に効果を発揮します。
  • ダクトレール&エクメアを使う事で床面のスペースを確保できます。

サーキュレーターにとってのメリット

  • 室内環境の改善: 植物の蒸散作用によって、室内の湿度が上がり、空気が乾燥しすぎることがなくなります。また、空気中の有害物質を吸収してくれるので、より快適な空間を作ることができます。

組み合わせる際の注意点

  • 風向き: 直接葉に風が当たると、葉が傷んでしまうことがあります。風向きは、葉に当たらないように調整しましょう。
  • 風速: 風速が強すぎると、葉が乾燥しすぎてしまうことがあります。弱めの風速から始め、様子を見ながら調整しましょう。
  • タイマー設定: 長時間同じ方向に風を当て続けると、植物が偏って成長してしまう可能性があります。定期的に風向きを変えたり、タイマーを使って間欠運転にしたりすると良いでしょう。

置き場所の注意点

  • 真夏の直射日光: 真夏は特に日差しが強いため、葉焼けを起こす可能性があります。レースのカーテン越しなど、少し遮光した方が良い場合もあります。
  • 冬場の寒さ: 寒すぎる場所では、休眠が浅くなり、根腐れの原因になることがあります。暖房の当たる暖かい場所に置くなど、温度管理に注意しましょう。

フィランサス・ミラビリス

科名 トウダイクサ科

学名 Phyllanthus mirabilis

属名属 フィランサス属

原産地 タイ(北東部)・ラオス

開花時期 ーー

生息場所

タイ北東部

広大なコラート高原の北部に位置。雨季と乾季が明瞭で、4月半ば~10月半ばが雨季にあたる。5月~9月は月平均降水量が200ミリを超え、最も降水量の多い8月は平均20日以上雨が降る。反対に、11月~2月までの4か月間の降雨量は合計してもわずか40ミリ程度。

気温について言うと、内陸部に位置しているため年間を通して気温差が大きい。4月には最高気温が36度を超える一方で、12月から1月にかけては朝の最低気温が16度程度になり長袖の衣服が必須となる。乾季の時期は1日の寒暖差が大きくなるのも特徴。

タイの天気を地域別に詳しく解説 – アジアトラベルノート

ラオス

暑季(3~5月):日中は35℃近くまで気温が上がります。 雨季(6~10月):スコールが降るようになり気温は少し下がります。 乾季(11~2月):日中は25℃以上になるが朝晩は気温が下がり過ごしやすくなります。 ラオスは、熱帯モンスーン気候

ラオスの基本情報 クラブツーリズム

気候的には雨が多いみたいですね、

水やり・肥料タイミング

季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。

【成長期】

春夏秋の成長期では土の表面が乾燥していたらタップリあげましょう

水が不足していると葉を閉じてくれるので、わかり易くて良いですね

その際はお水をたっぷりあげましょう

高温多湿の気候で水分が好きな植物になります

外での越冬はお勧めしません。

屋外で越冬する場合は気温が10℃を切ってくると成長が緩慢になって落葉します。

室内管理に切り替えましょう。

そのため、水をあまり必要としなくなるので、成長が止まったら冬場は断水気味に月1度くらいで丁度いいかもしれません。

肥料

基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に与えた方が成長がはやくなります。

冬場のは肥料はいりません

肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。

有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。

土づくり

水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。

そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。

サボテン・多肉・塊根系の粒の大きいものが、おすすめです。

有機肥料の入った観葉植物の土などを使ってもいいのですが室内管理時にコバエがかなりの確率で湧きますので注意してください。

植替え方法がわからないよ〜って方はコチラの記事を参考に。

「植替え時に散らからない方法や、小蝿の湧きにくい方法を詳しく記事にしています。」

病害虫

フィランサス・ミラビリスは強靭で殆ど虫が付きません。

どの植物にも害虫や病気のリスクはあります

ですので日頃から水やりなどのタイミングで植物の状態を観察してあげましょう。

各々害虫の紹介記事はコチラ。※虫や集合体恐怖症の方は回覧注意です〜

【ハダニ】

白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。

蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。

繁殖も半端なく早いです。

ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。

そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火

最悪の場合枯れてしまいます。

【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。

アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。

また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

【カイガラムシ】

3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。

蟻が植物の近くに居る場合も注意。

蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。

繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。

カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。

【ナメクジ】

梅雨や雨天時に多く出没

葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。

外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。

大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。

鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。

少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。

多肉キラー

【ダンゴムシ】

柔らかい茎・根が大好物みたいです

花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。

ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。

大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。

外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。

多肉キラー

【バッタ類】

イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。

お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。

殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。

作物の場合は防虫ネットも有効です。

【コガネムシ】

成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。

それも複数です。

幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。

1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。

大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。

化粧石大粒など

あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。

株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。

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