どうもエコライフです今回は(ガビザン)について詳しく書きたいと思います。
特徴
峨眉山 (がびざん) ユーフォルビアの仲間で同種の鉄甲丸と瑠璃晃の交配種で日本で品種改良された多肉植物です。鉄甲丸は、湿度に弱く生長も遅い、子株もほとんど吹かないという難点がありましたが、同じ交配元の瑠璃晃の強健な性質と、子株を沢山吹くという良い面を受け継いだ、非常に丈夫で育てやすいように改良された品種です。見た目も可愛らしく栽培難易度も低いので多肉植物の入門としてオススメです。
育成のポイントとして「メチャメチャ増えます」子株が直ぐ芽吹きます。
ユーフォルビア系はホントに丈夫で増やしやすいですね。
ゴツゴツした肌で葉の緑色とクリーム色のツートンカラーで濃淡がハッキリ分かれており、個人的に男心を擽ります。
今は数が増えすぎて、お手頃な価格(子株300円〜群生なら1500円)で購入できます。
増やし方
子株を親から外して増やす方法を詳しく解説します。
行う時期は4月〜6月の間。
親株より子株を外します。
子株をネジネジ回していれば根っこ付きで採れます。
子株を全て外した状態がコチラ、子株を採ると白い液体が出るので触れない様に作業しましょう被れの原因になります。
あと、毒性もあるのでお口に入らない様にして下さい。
特にお子様やペットを飼っている方は注意が必要です。
子株は一日乾燥させる
乾燥させたら子株を土に挿していきます。
ほとんど、この方法で失敗した事がありませんので峨眉山を増やしてみたい方は、是非トライしてみて下さい。
2024年6月
親株から外した子株が大きく育ちました。
マグァンプkを成長期に追加したらメチャクチャデカく成長しました。
日当たり・置場所
成長期 春・夏・秋
「峨眉山」は、とても丈夫なので直射日光ガンガンあてても大丈夫です。
春・夏は屋外管理で日光をガンガン当ててあげましょう。
※但し室内管理~屋外に出した時は葉焼けします。
風当り日当たりの良い場所に置くと枝葉の展開も早くなります。
害虫も含めて置き場には注意してあげましょう。
冬場は鉢植えで屋内管理に切替ましょう。
耐寒性は10度まで、それを下回る環境では枯れる(落葉)の可能性がありますので注意してください。
耐寒性とはその温度まで耐えられるという事で温度が高い方が植物も元気になりますので、あくまで目安として下さい。
私の住む、東海地方では12月中旬に室内温度が10度を下回るので室内管理でも窓辺に置くと寒さにやられてしまう為、工夫が必要になります。
室内の植物LEDはHaruDesign 植物育成LEDライト Light STAFF VA 6K 白色系 6000ケルビンを使用しています。
このLED広角と集中照射を切替えれるので便利です。
アマテラスの3分の1のコストで買えるので、お財布にも優しいですよ。
ダクトレールと植物照明を使ったコスパ重視で室内管理方法はコチラの記事。
水やり・肥料タイミング
季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。
【成長期】
春~秋の成長期では土に指を入れて湿っていなければ水やりを行います。
鉢植えなら持ってみて水やり時の鉢より軽いなら水をタップリあげましょう。
雨降りやゲリラ豪雨、台風などでお水をやり過ぎると根腐れしますので注意しましょう。
気温が10℃を切ってくると成長が緩慢になってきます。
そのため、水をあまり必要としなくなるので、成長が止まったら冬場は断水気味に月1度くらいで丁度いいかもしれません。
以下の状態なら水やり不要です。
- 土が湿っている。
- 鉢が重い。
- 受け皿に水気がある。
葉が無いと植物が光合成で土の水分を蒸発できない。
その後の処置が悪くて根腐れなんかも起こりますので休眠中の水やりは注意しましょう。
肥料
基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。
冬場のは肥料はいりません
あと活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
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有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
ユーフォルビア 峨眉山(ガビザン)
植物名 峨眉山
学名Euphorbia ‘Gabisan’
科名トウダイグサ科
属名 ユーフォルビア
原産地 日本
草丈・樹高 | 10cm~ |
---|---|
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 弱い |
花色 | 黄色 |
土づくり
峨眉山はとても丈夫で正直なんの土を使っても大丈です。
僕の、お勧めは水捌けの良い軽い土がお勧めです。
塊根植物用の土がオススメです。
室内管理に切り替える際にも軽い土の為、棚などに沢山植物を置けるのでオススメです。
底石は必ず入れましょう。
植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことができ、虫駆除の無駄な時間が減ってストレスフリーになります。
私の使っているお勧め土は下記の商品になります。
病害虫
峨眉山は丈夫ですのでまず虫が付く事はほぼ無いでしょう。
日頃の水やり時に葉っぱの状態は良く観察しましょう。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
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