塊根の肥大化実験
『塊根は土の中でデカくなるのか?』
結論 埋めれば芋系ならデカくなる、種類によっては腐るまた大きくならない『変化なし』です。
忘備録で塊根実験のコーナーです。
そして掲載前に一言。
※この実験は、かなりの割合で僕の独断と偏見、個人の見解などが含まれて居ます。
また、結果がでるまでに年単位で時間が掛かります。ソレをご承知の上でお読みください。
さて、コレを記載しようと思ったのはステファニアエレクタが全然大きくならなかった事が発端で、
当初、私はある事を試せず。
また自分の目で確認することも無く、ぼかしてブログに記載していた為、今回の実験に至りました。
無論、自分の一次情報を発信したいのもありました。
毎日のブログPVを見て「こんなコンテンツで良いのかと」自問自答した結果
差別化の意味でも「時間が掛かっても自分の疑問を解決して今後ココに訪れた方の為に良い記事を作りたい」と、決めたので記事の掲載に至りました。
しかし、「そんなの当たり前」と言うかもしれませんが、数年後に見事な株が何個か出来あがるのも楽しみなので、お付き合い下さい。
なぜなら、一度この記事の結果を見てしまうと、それ以降あなたも塊根を埋めると思います。
継続実験に年月を費やすのと、本気で仕立てに悩む方々に向けた良いコンテンツになる事を願います。
まぁ、こう長い文面を書いてみましたが、早速行きましょう。
断崖の女王「シンニギア・レウコトリカ」
コチラは2022年5月、購入時から塊根部が8割埋まっておりました。
そのまま育てて、2023年9月に塊根部を掘り起こしてみたら・・・・
見事に塊根部分が大きくなっております。
やはり芋系は埋める方がいいのでしょう。
フィランサス・ミラビリス
コチラは塊根部が幹の様になっているのでもしかしたら埋めても、あまり変化が分からないかもしれませんが、埋めてみます。
来年の夏ぐらいに様子を見てみたいと思います。
ステファニア・エレクタ
2023年9月に埋めました、コチラのエレクタは芋系の植物なので埋めれば大きくなるのではないでしょうか?
エレクタを取り扱う園芸店の方々に聞いても「輸入株だから詳しく判らない」が本音のようでエレクタ自体もあまり成長が遅い種類みたいです。
ココからどこまで大きくなるか楽しみです。
ガジュマル
2023年10月初旬に植え替え根の部分を埋める事にしました。
それから毎年夏に鉢の中身の様子を掘り出して掲載していきます。
次に掘り出すのは2024年の8月くらいでしょうか?もしかしたら春に待てずに掘り出す可能性もありますね。
そう、地上に見えているのは塊根の10分の1程でしかないのです。
さて、前振りが長くなりましたが、今回のテーマは、
『塊根を肥え太らせるにはどうするべきか』
です。
実に明確なこのテーマですが、重大な欠点を有しています。
それはなにか・・・?
『塊根が魅力の植物なのに、それを隠して育てないといけない』というデメリットなのです。
方法は居たってシンプル。
太らせたい塊根を土の中に埋め、育てるだけ。
とはいえ、この栽培の条件に適合するのは『根が太る』『芋型の塊根』の2通りです。
※ドルステニアやモニラリア等には向いていませんのでご注意を。
上記で栽培したガジュマルですが、特性として地上に出ている塊根の部分はほぼ太らず、地中に埋めた分が太るという物があります。
店で売られているガジュマルは種から育て、ある程度根が太ったらそれを地上部へとむき出しにし、剪定したものなのです。
ですので、以降は地上分は育たず、しかし、地下にあるのは極細の髭根だけ。
なので、なかなか塊根が太らないという結果になるのです。
では土に埋めるとは具体的にどうするのか?
当時、このガジュマルは塊根の4分の3程を土の中に埋めたと記憶しています。
そして同時に屋外へ鉢を移し、十二分な日光を浴びせ、冬には落葉休眠させるというスタンスを取り続けました。
これは、少量を土の中に埋めても効果がないことと、光合成し、養分を十分に作らせないと太らないためです。
そのため、地上部のみしか楽しめない・・・というデメリットに繋がるのです。
さて、そんな魅せる為の栽培でなく、育てる為の栽培ですが、今回新たに2品実験を開始。
本当は亀甲竜もやりたかったのですが、現在休眠中で時期が悪いため保留。
同サイズの株が2個以上あれば比較対象実験もしてみたいところ・・・・安価でどっかにないかな?
恐らく、ガジュマルと比べ効果は無いように思いますが、試してみましょうかね~。
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