エコライフです。
今回は観葉植物を育てるのが初めての方にも、おすすめのグリーンネックレスの育て方について詳しくご紹介します。
特徴・育て方
特徴としては緑の丸いボール状の粒が連なる見た目がとてもオシャレですよね。
「緑の鈴」という和名をもつ「グリーンネックレス」多肉植物とあって、とても増やしやすく初心者にもオススメの植物です。
多肉植物であるグリーンネックレスは葉に水を蓄える性質を持つため、手間がかかりません。
丸い葉がぶら下がる姿が可愛いらしいことから、プラントハンガーなどでつるして飾るのもおすすめです。
グリーンネックレスは秋から冬にかけて花が咲きます。
白い筒状の小花が密集して一つの花を作り、ほのかに甘い香りがあります。
花が枯れたら、花茎の根元から花柄を摘み取ります。これは、枯れた花に栄養が行くのを防ぐためです。
草丈・樹高 | 10cm~30cm |
---|---|
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | やや強い |
花色 | 白色 |
生息場所
南アフリカ砂漠 ナミビアに自生する植物
大西洋岸にはナミブ砂漠、内陸部にはカラハリ砂漠があり、その間に高地部があります。雨季は12~3月、それ以外は長く厳しい乾季です。朝夕は冷え込み10℃以下になることもありますが、日中の気温は30℃を越えます。
厚生省 検疫所
温度は年間を通しても日本より乾燥しており過ごし易そうですね。
日当たり・置き場所
直射日光を受けても元気にモリモリ育ちます、東海地方の夏場も元気に乗り切りました。
私は屋外で管理しましたが、基本は風当たりの良い日当たりの良い場所にハンギングで吊るしていました。
害虫も含めて置き場には注意してあげましょう
冬場は
私の場合は室内で管理しています、ダクトレールと植物照明を使った室内管理方法はコチラの記事。
植物オススメ用品記事はコチラ。
水やり・肥料タイミング
季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。
【成長期】
春~秋の成長期では土の表面が乾燥していたらタップリあげましょう
高温多湿の気候で水分が好きな植物になります
【越冬】
屋外で越冬する場合は気温が0℃を下回ると成長が緩慢になってきます。
そのため、水をあまり必要としなくなるので、成長が止まったら冬場は断水気味に月1度くらいで丁度いいかもしれません。
※基本私は外で越冬させる事はありません鑑賞できない上に雪や寒さで植物が枯れます
枯れるまで行かなくてもしおれてしまい、その後の処置が悪くて根腐れなんかも起こりますので外での越冬はオススメではありません。
肥料
基本的に成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。
冬場はあまりあげなくても良いです。
あと活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
(BLACKWATER® ブラックウォーター 50ml【THE COMPOSTとの同時購入はコンボセットがお得です。】 植物 活力剤)がオススメです。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
土づくり
水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。
多肉用サボテン用がオススメです。
植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
病害虫
グリーンネックレスは貝殻虫がよく付きます。
養分が吸われて生育が鈍化してしまいます。
脇芽や新芽に付きます葉っぱの状態は良く観察しましょう。
近くの植物にも移動するので気をつけて下さい。
蟻がいる場合も注意しましょう、蟻と貝殻虫は共存しており、蜜をあげる代わりに貝殻虫は身を守って貰いっています。
必ず手袋をして殺虫剤を使用しましょう周りの植物にも飛火していないかも必ず確認しましょう
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
増やし方
種から増やせます
しかし雄雌異株の為2つエレクタを揃えてやる必要があります
増やし方
茎が長く伸びる(徒長しやすい)植物なので挿木がお勧めです。
剪定(植物の形を整える過程)でトライしてみましょう。
②余分な葉を取り除きます※この時に発根した時の水分吸収量と葉の水分蒸発量をバランスをみて1枚〜3枚程にします
③メネデール希釈の水に3週間ほど漬け込みます
④発根したら挿木・種蒔用の土に植え替えます※根は2センチ程
私の場合は葉が結構大きいので1枚残しでトライしました
※ルートンを塗って土に挿し木寝かせ、土を掛けても根がでます。
オススメ時期4月~10月
増やし方
茎が長く伸びる(徒長しやすい)植物なので挿木がお勧めです。
剪定(植物の形を整える過程)でトライしてみましょう。
② そのまま土の上に置いて発根を待ちます。
③ メネデール希釈の水をやるのもOK
※ルートンを塗って土に挿し木寝かせ、土を掛けても根がでます。
オススメ時期4月~10月
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