どうも空気のたまり場エコライフです。
今回は、アデニウム・アラビカムについて書いていきたいと思います。
2024年 7月16日 剪定
樹形を整えるのと、花を付けるのに剪定が良いと情報を得たので早速、伸びた枝を切ってみた。
切った枝は挿し穂にして水耕栽培です。
誰か欲しかったらコメントください送りつけてやります。
特徴
まずは結論から「アデニュウムアラビカム」は丈夫で気温差に気を付ければ誰でも簡単に育てられる種だと思います。
気温が下り過ぎると葉が黄色くなり落葉します「10℃を下回らないよう注意」
大きく育った株で、環境を整えて育ててあげると花が咲きます。
白肌の幹が美しくですよね、成長期にお水をガンガンあげると幹が膨れ元気に育ってくれます。
塊根を大きくさせて付加価値を付けよう(塊根ムキムキ計画)実験の記事はコチラ。
枝葉の展開は早いのでグングン伸びて他の植物の光合成の邪魔にならないよう剪定して自分好みの形に整えてあげましょう。
切った枝は挿し木にして増やす事ができます。
参考記事はコチラ。
洋盆栽として、とても人気のある種です。
アデニュウムアラビカム
科名 キョウチクトウ
属名 アデニウム
学名 Adenium arabicum
原産地 アラビア半島、南アフリカ、南西アフリカ、ソコトラ島
草丈 20~80cm(原産地では数メートル)
開花期4月~9月花言葉純粋な心、ひとめぼれ
増やし方
挿し木
一応できますが塊根部が無く強剪定を何度も繰返す必要があり好きな形に持っていくまでに、とても時間が掛かります。
種から実生で増やした方が可愛くて、お勧めです。
生息場所
アラビア半島、南アフリカ、南西アフリカ、ソコトラ島
気候的には半砂漠気候「乾燥気候」
気温は年間を通して10度〜27度位
(水捌けの良い土で乾燥を好みます)
アビカラム以外にも幹がブラックでカッコイイドワーフなんかもいます。
日当たり・置き場所
アデニウムは砂漠地帯を中心に自生する種です。そのため日本で育つには強い日光を必要とします。
(12000lux前後あると盛んに成長します)
屋内管理から屋外に出した際にビックリして葉を落とす事がありますが問題ありません。
しばらくしたらスグに新葉を展開してくれます。
置き場所は春から秋かけて日中日差しが当たる場所に置いてあげましょう。
できるだけ風通しがよく土を乾燥気味になる環境を作ります。
遮光はしません丈夫な為、葉焼けなどは無いかと思います。
日本の梅雨の時期は雨が当たらない場所に置くか、雨除けのシートをかけます。
冬の時期は寒さに弱いため室内に取り込んであげます。「必ず室内管理にしましょう越冬は素人では無理」
冬場の屋外越冬は辞めましょう。
室内管理に切替、取り込む際もできるだけ一日中暖かく植物LEDを使い光の当たる場所に置いてあげられるとgood!
植物ライトとサーキュレーターをお勧めします。
私の使っているライトがコスパも良くリビングに馴染みます。
コスパ重視ダクトレールと植物照明を使った室内管理方法はコチラの記事。
水やり
成長期は春夏秋で屋外で管理しています。
まず鉢植えを持って軽い&指を土にズボっと入れて乾いていたら鉢底から水が溢れるくらいタップリお水をあげましょう。
僕はシャワーヘッドで散水してます。
お勧め屋外ガーデン用品の記事はコチラ。
葉水(害虫除去)と根元にダイレクトに水を放水しましょう。
幹に縦割れのヒビが入ってきたら太っている証拠です。
葉が落ち始める頃(最低気温10度前後)から冬の対応をします。
休眠(葉が全て落葉)してしまった場合はお水を断水気味にあげます(月1~2)程度でOKです。
僕は基本休眠させないというか、室内だと休眠しにくく大体起きててくれます。
この場合は水のあげる量を少なく、頻度を落とします。
そして冬場は屋内管理で週1で200CCくらいのお水をあげます。
冬のエアコンガスヒーターなど使う場合は置場と土の乾燥に気を使いましょう。
土づくり・肥料
水はけの良い土が適しています。
市販のサボテン、多肉植物用の土でも可能です。
オリジナルで作るならば、赤玉土に腐葉土、プラス鹿沼土を混ぜたものを使用し水はけがよくなるようにブレンドします。
肥料
僕は液肥を与えています、ハイポネックスを希釈して成長期は月1
冬場はあげない場合が多いです。
心配な場合は、春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を規定量施しましょう。
葉を落としたアデニウムに肥料をあげるのは辞めましょう光合成する為の葉がなく根や幹のがかえって弱ります。
塊根、サボテン僕の植替え方法の記事はコチラ。
病害虫
アデニウムはハダニが付きます。
葉っぱが黄色くなっていたり、落葉する様であればハダニを疑いましょう。
葉水を与えることで予防できますが、ついた場合は殺虫剤を使用し駆除します。
生き残った害虫は直接ピンセットや手で駆除します。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
株わけ
「挿し木」と種まき」の方法があります。
挿し木は春から夏に行います。
成長した枝を切り落とし下葉を取り、切り口を乾燥させます。
完全に乾いたら挿し木用の土に差し、数日経ってからお水を与えます。
ペットボトルのキャップを使って蛸足なんかにチャレンジしてみると面白いです。
挿し木の注意点は
・はさみを消毒してから使うこと
・挿し木で増えたアデニウムはなかなか幹が太らないこと。
の2点です
コメント