今回はミモザについて育て方を紹介します。
※詳しく育て方など知りたい方は下方参考にして下さい。
2024年6月
ミモザには様々な種類の品種があります。
今うちで育てている品種はギンヨウアカシアになります。
特徴・育て方
ミモザの黄色の花はとても印象が強くとても綺麗です。
マメ科の特徴で細かい葉を展開します。※もちろん豆を付けます。
ふわふわと風になびく黄色の小さな花が特徴的で、3月~4月に開花の時期を迎えます。 成長が早く、樹高が10m以上になることも。
ミモザの地植えはお勧めしない
ミモザは大きくなりやすく、枝や葉の展開が早いです。
また葉が細かい事や黄色の花は風で飛ばされるので、近所さんに迷惑が掛かる可能性があります。
剪定や掃除ができないズボラな方はやめておきましょう。
増やし方
挿木
挿木とで殖やす事ができます。
切断には消毒したカッターやハサミを使いましょう。
切断面は広い方が良いので、斜めにカットしましょう。
カットした幹からも新芽が沢山出てきます。
カットしたら葉っぱを最小限残しておきます。(葉の量が多過ぎると失敗しやすいです。
交配 種取り
ミモザは自家受粉できる。
綿棒やティッシュに花粉を付けて、冷蔵庫で保存しましょう。
こうすれば、開花時期がずれても対応できます。
日当たり・置き場所
成長期 春〜夏
植物が動き出したら、成長期は直射日光に当ててあげましょう。
日当たりや風当たりが悪かったりすると、徒長と球根部が腐る事があるので注意してください。
冬場は室内管理しましょう。雪や霜で植物が痛みます。
休眠期 秋〜冬
気温が下がると成長が遅くなります。
冬場は雪や霜避け明るい場所で管理しましょう。
害虫も含めて風通りの良い場所に置きます。
越冬はできるのですが、小さな苗のうちは雪や霜には注意しましょう。
巨木になれば問題ないです。
※しかしミモザの地植えはお勧めしません。
室内管理の記事はコチラ初心者でも大丈夫コスパ重視の室内管理の記事はコチラ。
水やり・肥料タイミング
季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。
成長期 春〜夏
屋外管理の場合は秋〜春の成長期では土の表面が乾燥していたら
土に指を入れて中が湿っていたらあげなくて大丈夫です。
株鉢が小さいポットなら持ち上げてみて、何時もより軽いと感じたらお水をあげる目安になります。
休眠期 秋〜冬
近年の日本の夏はゲリラ豪雨や台風、外気温上昇です雨晒しにすると腐りの原因になるので注意
夏場は水をあまり必要としなくなるので、2週に一度位の間隔で良いでしょう。
肥料
基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に与えた方が成長がはやくなります。
冬場のは肥料はいりません
肥料の種類は緩効性の置き肥を与えてください。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
土づくり
水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。
水捌けの良い土を使いましょうサボテン・多肉用の土をお勧めします。
病害虫
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
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