ガジュマル育成(特徴・水やり・日当り置き場・病気土づくり・増やし方)までを解説します

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どうもエコライフです今回はガジュマルについて詳しく書きたいと思います。

特徴

ガジュマルを育ててきた経験上、結論として「根子部分を大きくしたいなら、早めに埋めておけ」です。

ガジュマルは誰もが手を出しやすい観葉植物です。

ホームセンターなどで売っている鉢植えガジュマルの魅力は何といっても塊根部分ではないでしょうか?

その塊根と思われている部分、実はガジュマルの根子なのです、根を大きく育てて根だけを出した状態で仕立て直して販売されている事がほどんどです。

育てているうちに「塊根部大きくしたいな、太らせたいな」と絶対思います。

間違いなく、その日が来ます。

開墾部分を大きくする記事はコチラへ。

この記事を早期に見て頂けたのならラッキーです、早急に埋めてあげましょう。

数年後にあなたのガジュマルはとんでもなくカッコいいフォルムになる事でしょう。

沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。

種子島での一枚。立派なガジュマルで聖霊が宿るって言われるのも納得!!

沖縄や九州地方では「絞め殺しの木」とも言われています。

気根か伸び放題です本当ぶら下がれるくらい丈夫で正にターザンロープ 他の植物も見事に絞め殺してますね。

ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。

また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。

ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植えられています。

ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。

2023年9月時点の、ガジュマルさん 

日当たり・置場所

成長期 春・夏・秋

「がじゅまる」は、とても丈夫なので直射日光ガンガンあてても大丈夫です。

※但し室内管理~屋外に出した時は葉焼けします。

風当り日当たりの良い場所に置くと枝葉の展開も早くなります。

害虫も含めて置き場には注意してあげましょう。

冬場は鉢植えで屋内管理に切替ましょう。

地植えすれば、屋外越冬は可能ですが、年中植えてると大きくなり過ぎてしまうのであまりお勧めしません。

どの植物も、その人により好みは変わりますが大きくなり過ぎると、途端に可愛くなくなる種が多いです「もはやただの雑木」。

僕は室内の植物LEDはHaruDesign 植物育成LEDライト Light STAFF VA 6K 白色系 6000ケルビンを使用しています。

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ダクトレールと植物照明を使ったコスパ重視で室内管理方法はコチラの記事。

水やり・肥料タイミング

季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。

【成長期】

春~秋の成長期では土に指を入れて湿っていなければ水やりを行います。

鉢植えなら持ってみて水やり時の鉢より軽いなら水をタップリあげましょう。

雨降りやゲリラ豪雨、台風などでお水をやり過ぎると根腐れしますので注意しましょう。

高温多湿の気候で水分が好きな植物になります。

気温が10℃を切ってくると成長が緩慢になって落葉します。

そのため、水をあまり必要としなくなるので、成長が止まったら冬場は断水気味に月1度くらいで丁度いいかもしれません。

葉が無い時は、お水やりはしない。

葉が無いと植物が光合成で土の水分を蒸発できない。

その後の処置が悪くて根腐れなんかも起こりますので休眠中の水やりは注意しましょう。

肥料

基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。

冬場のは肥料はいりません

あと活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。

  • 植物の元気がないとき
  • 夏越し・冬越しをするとき
  • 植え替えや剪定をしたとき
  • 病害虫の被害にあったとき
  • 生長の流れが良いとき

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有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。

ガジュマル

植物名ガジュマル

学名 Ficus microcarpa

英名 Chinese Banyan,Malayan Banyan

科名 クワ科

属名 イチジク属

草丈・樹高10cm~30cm
耐寒性弱い
耐暑性強い
耐陰性やや強い
花色黄色

生息場所

沖縄・九州・東南アジア・ミクロネシア・台湾・オーストラリアなど広く分布

土づくり

ガジュマルさんはとても丈夫で正直なんの土を使っても大丈です。

お勧めは水捌けの良い軽い土がお勧めです。

多肉用サボテン用がオススメです。

根はこんな感じです。
2023年10月植え替え

植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。

また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。

病害虫

ガジュマルは丈夫ですのでまず虫が付いた事はないです。

ですが葉っぱの状態は良く観察しましょう

【ハダニ】

白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。

蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。

繁殖も半端なく早いです。

ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。

そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火

最悪の場合枯れてしまいます。

【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。

アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。

また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

【カイガラムシ】

3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。

蟻が植物の近くに居る場合も注意。

蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。

繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。

カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。

【ナメクジ】

梅雨や雨天時に多く出没

葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。

外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。

大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。

鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。

少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。

多肉キラー

【ダンゴムシ】

柔らかい茎・根が大好物みたいです

花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。

ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。

大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。

外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。

多肉キラー

【バッタ類】

イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。

お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。

殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。

作物の場合は防虫ネットも有効です。

【コガネムシ】

成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。

それも複数です。

幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。

1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。

大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。

化粧石大粒など

あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。

株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。

増やし方

無限に増やせます。

下葉はカットして観葉植物用の土に挿します。葉が多いと余計な栄養分を使って生長につながらなくなってしまいます。挿し木した鉢は、半日陰に置いてタップリ水やりをしましょう。

ガジュマルは剪定した枝を挿し木にして増やせます。比較的元気な枝を選びましょう。

切ったガジュマルの枝を2~3節にカットします。節は目安ですので大体で大丈夫です。枯れていない木を選びましょう。


そのときに、切り口からガジュマルの樹液が出てくることもあります。洗い流してしまえば問題はありません。上の方の葉を2~3枚残して下葉を切って枝をななめに切ってください。

土は観葉植物用の土や赤玉土にバーミキュライトを少量混ぜたものなど、水はけ・水もちの良いものを用意します。挿し木用の土として売られているものもあります。

ガジュマルの枝を1/2程挿します。

たっぷり水やりをして完了です。土が乾かないように半日陰で管理しましょう。

約1週間~2週間は外の風通しのいい木陰(直射日光が当たらない場所)に置きましょう。葉が下に垂れることがありますが、しばらくすると葉がピンと張ってきます。

3週間後、液肥を少し与えても良いです。約3か月程で根が張ります。

挿し木の場合は、お店に売られているような膨らみのある丸い根はできません。よく見かける膨らんだ丸みのあるガジュマルは、種まきや接ぎ木によって栽培されたものになりますね。

挿木でも根が育てばしっかりした塊根になります。

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