「増やしたい方必見」セロペギア・ボッセリの育成記録

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どうもエコライフです、今回は実際に購入して育てている体験談(セロペギア・ボッセリ)の特徴や育て方について詳しく書いていきたいと思います。

ポテンシャルのある子なのになぜかイマイチ人気が出ない・・・

男の子には絶対人気が出そうなんだがなぁ。

2022年9月時点

僕も購入した時はゴツゴツして龍ドラゴンみたいで即購入しました。

男の子の好奇心を擽るフォルムカッコイイ!!

まず最初に僕が上手に育てる為に言いたいのは

根腐れを避けるために「葉を大事にして下さい」です。

何故かと言いますとセロペギアさん葉を落としてしまうと同じ場所から再度、葉を付ける事ができないのです。

葉を付けれるのは成長点から新たにできた角のみ。

わかります?

ただでさえ葉が小さい為、光合成で土中の水分を外に蒸発させる能力が低いのです。

その為、ただでさえ少ない面積に葉を多く展開していても能力が低い為

人が触れる(植替え)事で葉を落とすと水を蒸発させれず根が腐るのです。

24年3月 剪定して増産するぞ!!

去年はよく成長してくれたが、やはり貝殻虫に寄生されていました。

ホント、カイガラムシが付いている植物って成長が著しく止まって見えるんですよね・・・

枝の分岐を全てバラしてベニカしてきます。

大分増えましたねぇ〜。

今年は販売できるまで行けそう。

基本は多肉と同じ扱いで増えますので土の上に寝かせておけばOKです。

切断面にダコニールを塗るとなお良し。

自分は雑な性格なので、塗らないですが。

カールの掛かった物は、左の円錐状の鉢に、まっすぐの物は四角いプラ鉢の土の上に寝かせています。

これで上手く行けば増殖します。

2024年6月中旬 その後の経過報告

夏の30度越え真夏日を境に新芽が続々と生えてきました。

このまま多頭になって更に増えてくれると、嬉しい限りです。

やはりセロペギア水捌けの良い土が良いでしょう、いくつか腐りの入ってしまった子もいるので次回の植え替え時には注意したい所です。

生息地

原産地 マダガスカル

学名 Eucalyptus gunnii

科目 カガイモ科

属性 セロペギア属

気温 5℃まで

耐寒性 弱い

耐暑性 普通

特徴

外観(幹・葉・根・肌質)

2022年3月時点

他の植物ではあまり見かけない龍の様に伸びる幹 (珍奇種)

ゴツゴツしたその樹皮はとても植物には見えない、よく見るとカモ柄です(迷彩)

肌質や色は太陽光の当たり具合や個体差によっても変わりますが(濃緑・赤茶色)です。

SNSなんかで真黒とかも見かけますが残念ですが、コレは加工です・・・

茎を捻りながら地を這う様に伸びていくので、鉢から飛び出すのは確実なのです

ハンギングなんかもお勧めですね。

普通の植物は太陽に向かって伸びるのがマストですが、何故かセロペギア・ボッセリの先端は太陽避けるように伸びます。

あと歳を取り大きく育てば3歳位で花も咲くようです。

小さな菱形状の葉を幹の角付近から多数展開していきます。

管理置場

年間を通しての管理術

春・夏・秋は軒下で遮光した明るく風当り流れの有る場所にて管理

直射日光を与えると赤茶色になりますコレはストレスカラーです。

成長や育成には問題無いと思いますが人によっては成長が鈍化するなども聞きます。

正直僕は変わらない様な気がしますがボッセリ自体が成長が早い個体なので気になりません。

それも込みで園芸を楽しむ為好みで色の変化を楽しむのもありですよ。

冬は室内に取込み、植物LEDとサーキュレーターで管理

この時気を付けるのは、僕は「休眠させない」です。

休眠させる=落葉を意味します。

後述ますが、落葉してしまうと育成レベルがグッと上がります。

詳しくは水やりで記述します。

※下は参考までに

遮光をした明るい場所推奨、あと基本乾燥地帯で自生している植物の為、風通しの良い場所かサーキュレーターなど使用した場所に置きましょう。

ボッセリは20度〜30度以上が成長適温になるので、日本の気候では春〜秋が成長期の植物です。

濡れすぎ蒸れを嫌います根腐れしやすい植物ですので軒下がオススメです。

エコライフ

土選択・植替え・仕立て・剪定

乾燥地帯に生息している為、水捌けの良い土を作りましょう

多肉・サボテン・塊根系の大粒の砂を推奨します。

土を自分で作るので有れば(赤玉土1:鹿沼土1:マグパンプk・オルトラン)を混ぜた用土を使います。

仕立て

支柱を立てて針金で8の字など様々な形に挑戦しましょう。

後は土に対してトグロを描くように載せてやるとそこから色んな方向に茎を展開してくれます。

2023年9月時点

増やし方

子株(カキコ)を取って増やしましょう。

親株(太幹)から子株が沢山出てます。

これを外すして土の上に置くだけで根が出ます。・

比較的成長も早い品種なので、増やすのは容易です。

種を取って実生から増やす事もできます。

水やり・肥料

成長期の春・夏・秋にはポットを持って重さを確認&土の表面が乾いてから、適量あげましょう。

鉢底よりボタボタ落ちるまで上げなくても良い。

セロペギア・ボッセリは比較的水切れには強いので年間を通して乾燥気味に育てます。

その為のボディタンクです。

根腐れで溶けるより、最初から辛めに水やりしても良いかもしれません。

それ程根腐は恐ろしいものですよ。

※感覚としては2日に1回 最近はゲリラ豪雨なんかも多いので屋外管理も難しいですね。

冬場休眠させないなら今までの水やりでOKです。

休眠させない為には室内管理でも極端に寒さに晒さない事です。

冬は休眠しちゃった&させるなら水やり回数は激減させましましょう。

肥料は成長期の春・夏・秋にあげましょう(自分は液肥を月1で与えてます)

害虫

貝殻虫が付くかもしれません未だに見間違えるのですが、セロペギア・ボッセリは気根を色々な場所から出すので初期段階の気根を貝殻虫と見間違える事が良くあります。

白い粒々が気根初期

「あっこれ貝殻じゃね?」ってなりますよね。

【ハダニ】

白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。

蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。

繁殖も半端なく早いです。

ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。

そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火

最悪の場合枯れてしまいます。

【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。

アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。

また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

【カイガラムシ】

3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。

蟻が植物の近くに居る場合も注意。

蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。

繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。

カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。

【ナメクジ】

梅雨や雨天時に多く出没

葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。

外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。

大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。

鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。

少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。

多肉キラー

【ダンゴムシ】

柔らかい茎・根が大好物みたいです

花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。

ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。

大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。

外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。

多肉キラー

【バッタ類】

イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。

お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。

殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。

作物の場合は防虫ネットも有効です。

【コガネムシ】

成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。

それも複数です。

幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。

1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。

大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。

化粧石大粒など

あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。

株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。

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