カリントウの様な面白い枝と可愛らしい葉を展開させてくれる、とてもユニークな植物です。
今回は、そんなペラルゴニウム・ミラビレの魅力に迫っていきたいと思います。

増やし方
交配させて種子を取る
結論から、雌雄異熟ですが自家受粉しやすい品種になります。
雄蕊が最初に出てきます、翌日以降に雌蕊が出てきます。
雄花の花粉を綿棒に付けておいて翌日に雌蕊にちょんちょんと付けて上手くいけば、結実してくれます。

綺麗な花を付けてくれます。
挿木
挿木もできるので、折れても安心してください。
挿木の手順はコチラの記事を参考にしてください。
特徴
ミラビレ=ラテン語で(素晴らしい・不思議な)との意味があるそうです。
冬型の植物になります。
大株は高値で取引される事があり中々敷居の高い植物になります。
成長は遅い
他のペラルゴニウムと比べ成長は遅い。
ベアルート(海外輸入の株)などから発根した物は成長速度は遅いので、旺盛に成長を楽しみたいなら実生株や挿木や根挿しの方が面白みがあります。
枝はオレ易いので注意が必要
枝はチョコレートの様に深い茶色で、複雑に不規則に分岐します。
この様はミラビレの魅力の一つかもしれません。
大株になる程、色んな所に枝を引っ掛けてオレてしまう為、移動の際は注意が必要です。


葉はとても可愛らしい
エメラルドグリーンの様なシルバーの入った綺麗な葉っぱを付けます。
円ではないが、ギザギザして表面には薄らと微小の毛の様な物が生えており、トリコームだと考えられます。
主に害虫予防や大気中の水分を取り込んでいると考えられます。

日当たり・置場所
冬型の植物・多湿を嫌います。
冬型と言っても耐寒温度はある為、氷点下・霜や雪被りの無い様にしてください。
毎日の天気予報を見て室内に取り込むなど対策しましょう。
成長期 秋〜春
成長適正な温度は10度〜20度、植物が動き出したら成長期は直射日光に当てて管理してあげましょう。
自生地は日陰の無い砂漠地帯ですので遮光などは考えなくて良いです、風当たりや害虫の付きにくい環境を整えましょう。
休眠期
気温が20度を超えて来ると葉を落葉、休眠に入ります。
今の日本の猛暑や多湿に加え、台風大雨などで株を痛めるので休眠期は室内管理推奨度。
明るい風当り日当たりの良い室内に置いて管理しましょう。
害虫も含めて置き場には注意してあげましょう。
室内管理はオススメ
観葉植物なので、やはり室内に置いて管理するのも醍醐味ですよね。
ある程度、理想の大きさ形になったら、お部屋のインテリアにどうぞ。
植物LEDと植物ファンをダクトレールで連結してコスパと場所をあまり取らないように工夫した植物棚の記事はコチラのを参照。

水やり・肥料タイミング
季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。
成長期
秋〜春までの成長期では土に指を入れて湿っていなければ水やりを行います。
鉢植えなら持ってみて水やり時の鉢より軽いなら水あげましょう。
ペラルゴニウム・ミラビレは乾燥した砂漠で自生する為、湿度を嫌います。
その為、水やりは辛めにあげるようにしましょう。
休眠期
基本的には断水気味で管理しますが上記の様にポットの水が空であれば少しお水をあげます。
その方が植物が目覚めてからの動き出しが良いと思います。
あまりに大量に揚げてしまうと根腐れしますので注意してください。
肥料
休眠期は基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。
成長期活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
(BLACKWATER® ブラックウォーター 50ml【THE COMPOSTとの同時購入はコンボセットがお得です。】 植物 活力剤)がオススメです。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
ペラルゴニウム・ミラビレ
植物名 ペラルゴニウム・ミラビレ
獅子葉科名:フクロソウ科
属名:テンジクアオイ属
原産:ナミビア・カラス州リューデリッツ
暖かい季節は、1月6日から 4月18日まで 3.4 か月続き、1 日平均の最高気温は 23°C を超えます。 リューデリッツ における 1 年の最も暑い月は 2月で、平均最高気温は 24°C、最低気温は 16°C です。
涼しい季節は、8月4日から 9月20日まで 1.5 か月 続き、1 日当たりの平均最高気温は 20°C 未満です。 リューデリッツ における 1 年の最も寒い月は 8月で、平均最低気温は 11°C、最高気温は 20°C です。
ウェザースピーク
土づくり・仕立て
ペラルゴニウム・ミラビレは、水捌けの良い軽い土がお勧めです。
蒸れすぎると根腐れや球根部が心配なので大口のスリットポットや陶器鉢がお勧めです。
底石は必ず入れましょう。
植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
病害虫
ペラルゴニウム・ミラビレ 獅子葉は丈夫な植物ですので害虫がつく事は、ほとんどないでしょう。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
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