シソバシス・イントリカータについてアレコレ記録を残します。
シゾバシス、特にシゾバシス・イントリカータに興味をお持ちなのですね。独特な風貌で人気を集めている植物の一つです。
シゾバシスとは?
シゾバシス(Schizobasis)は、ヒヤシンス科の植物の属名です。中でも、シゾバシス・イントリカータ(Schizobasis intricata)が最もよく知られています。アフリカ原産で、そのユニークな形状から観葉植物として人気を集めています。
シゾバシスの特徴
- 球根植物: 地中に球根を持ち、そこから茎を出します。
- 独特な形状: 茎は細く、不規則に枝分かれして複雑な形を作ります。まるで緑色のオブジェのような見た目が特徴です。
- 透明感のある葉: 葉は薄く、光を透過するため透明感があります。
シゾバシス・イントリカータの魅力
- 個性的な見た目: 他の植物にはない独特な形状が魅力です。
- 育てやすさ: 比較的丈夫で、初心者でも育てやすい植物です。
- インテリアとしても楽しめる: その独特な形状から、インテリアとしても楽しめます。
育て方
- 置き場所: 明るい日陰を好みます。直射日光は葉焼けの原因となるので避けましょう。
- 水やり: 生育期には土が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。休眠期は水やりを控えめにするか、断水します。
- 用土: 水はけの良い土を使用しましょう。
- 肥料: 生育期に緩効性肥料を施します。
その他
- 増やし方: 分球で増やすことができます。
- 注意点: 乾燥に弱いため、水切れには注意しましょう。また、高温多湿な環境は苦手です。
2024年 6月下旬
親株のポットの中で実生株がメチャクチャ芽を出していたので救出して別管理します。
あと種子も50〜100粒くらい取れたので、合わせて種蒔きも行いました。
2024年8月
実生株が随分大きくなってきました。
特徴
シソバシス・イントリカータ
アフリカ産
タマネギの様な出立ちです。
球根部分はあまり大きくなりません。
しかし、種がメチャメチャ取れます。
葉 枝
針金にた葉蔦の物をギザギザと展開します。
枝はありません。
1年に1度新しい蔦を伸ばし古い物は枯れての繰返しです。
塊根(球根)部分
塊根部分(球根)ツルツルとしていて、水やりの際に透明で中の状態がわかります。
日当たり・置場所
成長期 春〜秋
成長適正な温度は20度〜25度、植物が動き出したら成長期は直射日光に当ててあげましょう。
日当たりや風当たりが悪かったりすると、枝をよく伸ばしてしまいます。
成長期は屋外管理が良いでしょう。
多分ですが自家受粉できる品種の為、虫の媒介によって種が出来やすいです。
毎年の様に花を付けるとその後何もしていなくても、種が取れます。
休眠期はない?
正直、この品種が休眠している所を、まだ見た事がありません。
常に蔦を展開させて元気にしています。
氷点下屋外での越冬は無理なので、冬場は室内に取り込みましょうね。
室内管理
最後にダクトレールと植物照明を使った誰でも作れるコスパ重視の室内管理方法はコチラの記事。
私の買って実際、使ってみて良かった植物オススメ用品の記事はコチラ。
水やり・肥料タイミング
水やり
年中元気に成長しているのでポット土に指を入れて湿っていなければ水やりを行います。
鉢植えなら持ってみて水やり時の鉢より軽いなら水をタップリあげましょう。
太陽の光を沢山、当ててやると良いでしょう。
肥料
休眠期は基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。
固形の肥料もお勧めです。
花付きや種の収穫量が違います。
株自体はあまり成長しない様です。
成長期活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
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有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
土づくり・仕立て
水捌けの良い軽い土がお勧めです。
蒸れすぎると根腐れや球根部が心配なので大口のスリットポットや陶器鉢がお勧めです。
底石は必ず入れましょう。
植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
病害虫
丈夫な植物ですので害虫がつく事は、ほとんどないでしょう。
【トビムシ】
水捌けの悪い土や風通りの悪い環境下ではトビムシが発生しやすいです、しかし益虫ですので人間に害はありません。 腐った根や菌類を分解して土壌改良をしてくれます。
しかし、増えすぎるとポット内の景観を損ねます。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
増やし方
種が取りやすいので、実生でシソバシスを増やしてみましょう。
株わけ 分球
3年程経つと球根部分が勝手に割れてきます。
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