今回はパキポディウム レアリーの魅力に迫っていきたいと思います。
レアリーの育て方(基本的なもの)
- 置き場所: 年中、日当たりの良い場所で管理しましょう。ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因となるため、遮光ネットなどを利用して遮光する必要があります。
- 水やり: 生育期の春から秋にかけては、土が乾いてから水をたっぷりと与えます。冬は休眠期に入るため、水やりを控えめにしましょう。
- 肥料: 生育期の春から秋にかけて、緩効性液肥を月に1~2回与えます。おすすめはマガァンプkとハイポネックス、花付きも良く、塊根部分の肥大が期待できます。
- 実生株を育てるなら上記の二つを超お勧めです。
- 植え替え: 根詰まりを起こしやすいので、2~3年に一度、植え替えを行いましょう。
- 基本はスリットポットで実生管理です。無駄に場所を取らないので重宝します。
パキポディウム・レアリーの魅力
- 寸胴な樹形: パキポディウムの中でも特に寸胴に成長する品種で、まるでワインボトルのような独特のフォルムが特徴です。
- レアリーは実生栽培が多いのでハルデザインから出ているLEDライトを使うことで樹形を大きく美しく仕上げられます。
- 鑑賞用と言う点でも室内で安定して管理する事ができるのでLEDをお勧めします。
- 長い棘: 上部に密集する長い棘も、レアリーの魅力の一つです。
- 希少性: マダガスカル島ではなく、アフリカ大陸に自生しているという点も、その希少性を高めています。
- 成長の遅さ: ゆっくりと成長するため、その変化をじっくりと楽しむことができます。
レアリーの生態と特徴
- 原産地: アフリカ大陸北西部、アンゴラ南部にかけてに広がる「エテンデカ」と呼ばれる玄武岩大地が原産です。
- 自生地: 低い岩山の山腹や、非常に乾燥した不毛な平原の岩場などに自生しています。
- 大きさ: 自生地では5mを超える高さまで成長することもありますが、栽培環境下ではそこまで大きくならないことが多いです。
- 栽培: 春から秋にかけて成長する植物です。水やりは控えめに行い、日当たりの良い場所で管理しましょう。
レアリーを選ぶ際のポイント
- 樹形: 寸胴な樹形をしているか、太い塊根を持っているかを確認しましょう。
- 棘: 長く、しっかりと生えているものを選びましょう。
- 状態: 葉が元気で、害虫や病気にかかっていないものを選びましょう。
その他
- 実生: 種から育てることも可能です。
- 品種: 産地によって見た目が異なる個体があります。
- 価格: 希少な品種のため、高価なものが多く流通しています。
注意事項
- レアリーは成長が遅く、大きく育てるには時間がかかります。
- 栽培環境によって、成長が異なってきます。
- 他の植物と同様に、病気や害虫に注意が必要です。
特徴
日当たり・置場所
成長期 春〜秋
春頃から動き出します。
成長適正な温度は20度〜35度、植物が動き出したら成長期は直射日光に当ててあげましょう。
日当たりや風当たりが悪かったりすると、枝をよく伸ばしてしまいます。
休眠期
屋外での越冬は辞めましょうね。
外気温が0℃を下回ると冷害で腐る枯れるので注意。
気温が10度を下回ると休眠に入ります。
夏場でも室内管理で25度をキープできると休眠に入らない場合があります。
特に風当りの良い場所(出来れば葉水は必須)日当たりの良い場所に置いて管理しましょう。
害虫も含めて置き場には注意してあげましょう。
室内管理
最後にダクトレールと植物照明を使った誰でも作れるコスパ重視の室内管理方法はコチラの記事。
私の買って実際、使ってみて良かった植物オススメ用品の記事はコチラ。
水やり・肥料タイミング
季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。
成長期
春から秋までの成長期では土に指を入れて湿っていなければ水やりを行います。
葉を狙い打つようにシャワーで水やりしましょう(ハダニ対策)
鉢植えなら持ってみて水やり時の鉢より軽いなら水をタップリあげましょう。
太陽の光を沢山、当ててやると葉の色付きが良くなり活発に成長します。
休眠期
基本的には断水気味で管理しますが月1程度でお水をあげます。
その方が植物が目覚めてからの動き出しが良いと思います。
あまりに大量に揚げてしまうと根腐れしますので注意してください。
肥料
休眠期は基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。
成長期活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
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有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
パキポディウム・レアリー
属: パキポディウム属 (Pachypodium)
科: キョウチクトウ科 (Apocynaceae)
キョウチクトウ科は、熱帯を中心に分布する科で、パキポディウム属の他にもディオスコレア属(ヤマノイモ属)やアデニウム属(砂漠のバラ)などが含まれます。この科の植物は、多くの種が多肉質の茎や根を持ち、乾燥環境に適応しています。
土づくり・仕立て
水捌けの良い軽い土がお勧めです。
蒸れすぎると根腐れが心配なので大口のスリットポットや陶器鉢がお勧めです。
底石は必ず入れましょう。
植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
病害虫
退治方法
- まず屋外に植物を出す。
- シャワーで葉を洗い流す。
- リンク“>オルトランも土にパラパラします。
- 氷点下まで下回る日、以外であれば屋外で一日放置して取り込みます。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
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