チレコドン・ブックホルジアヌスの属科と特徴
ベンケイソウ科は、多肉植物を多く含む科で、世界中に約1,500種が分布しています。多肉植物の特徴である水分を貯蔵する組織が発達しており、乾燥に強いものが多く見られます。
チレコドン属の特徴
チレコドン属は、ベンケイソウ科の中でも特に塊根が特徴的な属です。塊根とは、植物の地下または地上にある肥大した根や茎のことで、水分を貯蔵する役割があります。チレコドン属の植物は、そのユニークな塊根の形と、繊細な葉が魅力です。
チレコドン・ブックホルジアヌスの特徴
チレコドン・ブックホルジアヌスは、チレコドン属の中でも小型種で、繊細な枝と多肉質の葉が特徴です。春にはベルのような形の可愛らしいピンク色の花を咲かせます。
まとめ
チレコドン・ブックホルジアヌスは、小型種で、繊細な枝と多肉質の葉、そして可愛らしい花が魅力です。
チレコドン・ブックホルジアヌスは、ベンケイソウ科チレコドン属の多肉植物です。
ベンケイソウ科は、多肉植物を多く含む科で、乾燥に強い植物が多いです。
チレコドン属は、塊根が特徴的な属です。
24年 6月 定期更新
3月の写真と比べて明らかに枝ぶりにボリュームが見られます。
花芽も沢山出てきました。
もう少し伸びてきたら剪定してバランスをとった方が良いかな。
チレコドン属は雌雄異熟でもう一株準備しないと受粉しないらしい。
24年 3月 定期更新
真ん中の幹から新芽が出てきました。
去年から花は枯れては咲くを繰り返しております・・・
育成環境が安定しているからかな?
2023年 12月 購入
夏型植物
2023年11月購入 最初は動きが少ないので寝てる?死んでる?騙された?と心配。
動きがあるまで気長に待つ事に、花は植物が届いた時から咲いていた。
蕾が可愛く先端がチョコっと開く控えめな花でした。
室内管理 室温平均20度 湿度60%
23年12月
主軸の茎から新芽の展開が見られる。
一安心、動いている茎は先端が緑色で伸びながら葉を展開してます。
特徴
名前の呼び方はチレコドン・ブックホルジアヌスです。
仕立て剪定してあげれば珊瑚のように枝を展開してくれます
ペラルゴニウム・ミラビレの様にも見えます。
葉
葉は多肉植物の様な触りごごちでポツポツと三日月状に展開されます。
成長は遅い
ベアルート(海外輸入の株)などから発根した物は成長速度は遅いので、旺盛に成長を楽しみたいなら実生株や挿木や根挿しの方が面白みがあります。
枝は折れ易いので注意が必要
枝は渋い白幹で、複雑に不規則に分岐します。
この様は魅力の一つかもしれません。
大株になる程、色んな所に枝を引っ掛けてオレてしまう為、移動の際は注意が必要です。
日当たり・置場所
成長期 春から夏
成長適正な温度は15度〜25度、植物が動き出したら成長期は直射日光に当ててあげましょう。
日当たりや風当たりが悪かったりすると、枝をよく伸ばしてしまいます。
休眠期 秋から冬
気温が25度超えると動きが遅くなり休眠に入ります。
風当りの良い、日当たりの良い場所に置いて管理しましょう。
害虫も含めて置き場には注意してあげましょう。
室内管理
最後にダクトレールと植物照明を使った誰でも作れるコスパ重視の室内管理方法はコチラの記事。
私の買って実際、使ってみて良かった植物オススメ用品の記事はコチラ。
水やり・肥料タイミング
季節や気温によって水やりのタイミングを変える必要があります。
成長期 秋〜春
秋から成長期では土に指を入れて湿っていなければ水やりを行います。
鉢植えなら持ってみて水やり時の鉢より軽いなら水をタップリあげましょう。
太陽の光を沢山、当ててやると枝葉の展開が増え塊根部分も大きくなりますよ。
休眠期 春〜夏
基本的には断水気味で管理しますが月1程度でお水をあげます。
その方が植物が目覚めてからの動き出しが良いと思います。
あまりに大量に揚げてしまうと根腐れしますので注意してください。
肥料
休眠期は基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に液肥を希釈して与えた方が成長がはやくなります。
成長期活力剤を観葉植物に与えるタイミングと頻度は、以下のとおりです。
- 植物の元気がないとき
- 夏越し・冬越しをするとき
- 植え替えや剪定をしたとき
- 病害虫の被害にあったとき
- 生長の流れが良いとき
(BLACKWATER® ブラックウォーター 50ml【THE COMPOSTとの同時購入はコンボセットがお得です。】 植物 活力剤)がオススメです。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
土づくり・仕立て
水捌けの良い軽い土がお勧めです。
蒸れすぎると根腐れや球根部が心配なので大口のスリットポットや陶器鉢がお勧めです。
底石は必ず入れましょう。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
植替え
植替え手順と詳しい解説記事はコチラを参照ください。
病害虫
丈夫な植物ですので害虫がつく事は、ほとんどないでしょう。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
増やし方
挿木で増やせます。
植物の増やし方基礎の記事はコチラを参考にしてください。
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