センナさんの育成記録です!!
細かい発見などありましたら随時更新していきます。
2024年 6月
5月の目覚めから枝葉の展開が凄い勢いです。
このまま成長すれば凄く大きくなります。
2023年9月〜11月
2022年 9月
購入当時はこんな感じでした、多分現地球の根挿しか挿木だと思います。
そうであって欲しい。
特徴・育て方
まず最初にセンナさんは、成長が遅いです。
THE・洋盆栽です、マメ科の植物なのもあってかなり人気な種になります。
冬に落葉し室内で上手く管理すれば休眠はしません。
室内ですと、綺麗な株に育ちますがやはり育成スピードが遅いです。
春先・秋口に屋外で太陽の光に当て幹や枝を育てるのをお勧めします。
幹の色が茶色だったり白かったりします、これは現地球と実生の違いだと思うのだが現地が白幹、実生が緑や茶色。
メリディオナリスとはラテン語で正午という意味。
幹と枝は、荒々しく固いゴツゴツとした表皮をしていて、涼しげで軽やかな葉が整列して付きます。
実生の挿木や現地の挿木はかなり出回っているので違いがわからないと損をします。
なぜ出回るかというと、剪定「株の形を整える」ついでに「挿木して増やしちゃお」するのが人間の常なのですよ。
大きい現地株だと3万〜とかザラです。
これだから辞められませんね〜
常緑多年草でマメ科の植物なので朝になると葉が開き夜になると葉が閉じ可愛らしいです。
「水不足でも葉を閉じるらしいですが今の所、確認できておりません」
日当たり・置き場所
遮光は不要で日当たりの良い屋外で管理する。
日光不足になると枝が徒長して貧弱な形になってしまう為、ドッシリとした株に育てる場合はやはり外で管理するのがベストかと思います。
風通しも良いとなお良し。
害虫も含めて置き場には注意すること。
【屋外越冬は無理】
屋外で越冬すと植物が枯れる危険があるので気温が5℃を切ってくるタイミングで室内に取り込んであげましょう。
気温が下がると成長が鈍化し落葉し水をあげすぎる→根腐れ枯れる
※基本私は外で越冬させる事はありません鑑賞できない上に雪や寒さで植物が枯れます
枯れるまで行かなくても落葉してしまい、その後の処置が悪くて根腐れなんかも起こりますので外での越冬は辞めましょう。
冬場は屋内にて管理しています、ダクトレールと植物照明を使った室内管理方法はコチラの記事。
植物オススメ用品記事はコチラ。
水やり・肥料タイミング
水やり
成長期は春先・秋口です、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
環境にもよりますが鉢上を持って軽かったら水をやるなど工夫が必要です。
屋外では夏場2日に1度程度でしょう。
秋に入って気温が下がってきたら水やり回数と量を減らしていきます。
葉が落ち始めたら(休眠)断水気味にします。
春先になったらまた水やり回数と量を増やしていきましょう。
肥料
基本的に肥料は無くても良いのですが、成長期に与えた方が成長がはやくなります。
冬場のは肥料はいりません
液肥なら適切な濃度に希釈したハイポネックスを10日に1回与える。
または緩効性の置き肥を与えてください。
置き肥料の場合は植物に直接触れないよう、鉢の縁あたりにおきましょう、植物が肥料焼けします。
受け皿も白くなり易いので僕は液肥派です。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
※小蝿が鬱陶しい場合は鉢ごと水にドブ漬けしましょう。
土づくり
水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。
多肉用サボテン用・塊根用の土がオススメです。
また必ず底石は入れましょう根の多い少ないで底石の量は変わります。
センナはあまり根を張り巡らせないの種なので沢山底石を必要とはしません。
※室内管理での棚に沢山植物を乗せたい場合は鉢と土は軽めにしましょう。観葉植物土などは水を含むとカナリ重たくなりますのでお勧めしません。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。
塊根、サボテン僕の植替え方法の記事はコチラ。
病害虫
センナメディオナリスは虫が付きにくいのですが稀に貝殻虫が付くことがありますので日頃から鑑賞して注意してあげて下さい。
【ハダニ】
白、黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。
蜘蛛の様な糸を出します新芽や葉に潜み吸汁します。
繁殖も半端なく早いです。
ハダニに吸汁された箇所は斑点状になるか葉が黄ばみ、すぐ分かります。
そのまま放置しておくと落葉、周辺の植物に飛火
最悪の場合枯れてしまいます。
【アブラムシ】
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。
アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスが植物の中に侵入し、病気を発症させます。
また、小さな株は発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。
【カイガラムシ】
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。
蟻が植物の近くに居る場合も注意。
蟻とカイガラムシは共存関係ですカイガラムシが蜜をあげる代わりに他の外敵から身を守ってもらっています。
繁殖力も高く植物の脇芽や付根辺りに良く居ます。
カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。
【ナメクジ】
梅雨や雨天時に多く出没
葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。
外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。
大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。
鉢底や多肉の根や掻き分けて入り込める隙間なら何処にでもいます。
少し食害されただけで、小さい株「多肉」の場合は葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。
多肉キラー
【ダンゴムシ】
柔らかい茎・根が大好物みたいです
花芽や新葉、根、発芽したての株を食害します。
ナメクジと同等の危険性、繁殖力が高く幼虫期は小柄の為基本何処にでもいます。
大切な黒法師アエオニウムを殺されてから親の仇の様に殺しています。
外で管理しており地面の近く、人工芝やマットの下、枯葉など彼らは何処にでもいます外で地植えや植物を置いている場合は注意が必要です。
多肉キラー
【バッタ類】
イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。
お前は喰っているか?ではなく、僕のガーデンに滞在している時点で「メッサツシンゴクサツ」です。
殺虫剤などで弱らせ水攻めがオススメです見つけ次第殺してください。
作物の場合は防虫ネットも有効です。
【コガネムシ】
成虫が夏場に地中に潜り卵を産みつけてきます。
それも複数です。
幼虫は根を食害します、考えるだけで死に値します。
1度大きな鉢に卵を植え付けられた事がありオクラが死にかけました。
大鉢で大切な株を管理されている方はコガネムシが潜り込めない様な対策が必要です。
化粧石大粒など
あとは鉢を上から見た時に土の見えている面積を減らす。
株と鉢が丁度合うサイズなら土の面積が自然と減ります。
増やし方
お勧めは、「挿し木&根挿し」
「挿木」
適正期は3月〜10月中旬まで
カッター消毒して枝を10cmほど切り、下半分の葉を切り落とし上の葉を数箇所残します。
切り口を斜めに切り(断面を増やす)
ダコニール消毒液を塗り乾燥させます。
乾燥したらメネデール希釈液にしばらく漬ける。
※3日に1回は水を換装しましょう、枝が腐ります。
根が出たらラッキー程度で待ちましょう!
「根挿し」
適正時期は挿木と同じです、違うのは根をカットして葉の展開を待つ手法です。
カッター消毒「ライターで炙る・消毒液」
切り口はダコニール後は土に根を挿して葉の展開をドキドキしながら待つ。
「実生」は育成スピードを考えると、オススメではない。
一応シードストックさんやフリマで種を購入して実践してみるのも面白いです。
一応段取りだけ載せておきます。
適正時期9月〜10月
まずはメネデール希釈液に8時間種子漬け置きします。
『挿木用種蒔き用の土』に煮沸したお湯を、かけて土を殺菌消毒
その後に種子を撒き
サランラップをし
神に祈ります。
芽が出たらテンション上がります。
センナ・メリディオナリス
科名 マメ科
属名 センナ属
学名 fabaceae senna
原産地 マダガスカル
草丈〜3m
生息場所
マダガスカル南部
気候的には半砂漠気候
気温は年間を通して10度〜27度位
標高の低い砂地に自生しているみたいです。
(という事は水捌けの良い土で乾燥を好む)
自生地では干ばつで環境破壊で数が減って、珍しい品種になっています。
ココまで記事を読んで頂きありがとうございました。
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